ドバイで不動産投資を行うと、どのようなメリットがあるのだろうか?デメリットはないのだろうか?海外不動産投資を検討する上で気になりますよね。そこで、今回はドバイで不動産投資を行うメリット・デメリットを解説します。統計データなど根拠を付けて説明するため、ぜひ参考にしてみてください。
ドバイで不動産投資を行うメリット
ドバイで不動産投資を行うメリットは6つあります。
税制優遇が受けられる
ドバイ居住者限定の話になりますが、個人名義で購入した物件で家賃収入、不動産売却益を得た場合は所得税・住民税は0%となります。相続税は、市場価格0.125%と課税額が少額です。
法人名義で購入した物件で家賃収入、不動産売却益を得た場合は、一定の条件を満たすと法人税9%を支払わなければいけません。法人税9%が適用される企業の条件は2つあります。
[法人税が適用される条件]
- 1,500万円以上の利益がある
- 1億2,000万円以上の売上がある
※上記の条件に該当しない企業であれば法人税を支払う必要がありません。
つまり、日本と比較しても税制優遇が受けられます。
外国人でも所有権が得られる
ドバイは外国人でも所有権が得られます。他国だと所有権が得られないこともありますが、ドバイであれば外国人でも所有権が得られるため、ご自身の資産づくりができます。注意点は1つだけあり、外国人が所有できるエリア、できないエリアに分かれているため、希望するエリアがある方は不動産仲介事業者へお問い合わせしてみてください。
経済成長が期待できる
ドバイは経済成長が期待できます。なぜなら、中東で初開催となったDUBAI EXPOの動員数は2,400万人と大成功に終わり、「ドバイは安心して住める」「ドバイはインフラが整備している」と世界の人が投資先や移住先にドバイを選び始めているためです。
2021年にDUBAI EXPOは開催されましたが、世界の人が投資先や移住先にドバイを候補に入れるようになり、不動産取引高が右肩に伸びています。
また、国の政策「DUBAI EXPO 2020」で人口の増加を狙っています。今後もドバイは人口が増えていくため、経済成長が期待できる国と言えるでしょう。
高い利回りを実現しやすい
ドバイの不動産投資で高い利回りを出すためには、エリアや建物によりロングレントにするか、ショートレントにするか見極めることが大切です。例えば、観光客が多いエリアの物件を購入した場合はショートレントが向いており、民泊経営を上手く行えば利回り10%以上を狙うことも可能です。
また、DUBAI EXPOが成功し、世界の人が投資先や移住先にドバイを選び始めているため、物件価格も年6~10%上昇しています。
例えば、Belgravia SquareはAED745,000(約3,000万円)で販売されていましたが、5年後にはAED1,200,000(約4,800万円)まで価格が高騰しました。そのため、キャピタルゲインを得ることもできます。
国際的なハブの役割を持つ
ドバイは国際的なハブとしての役割を持っています。ドバイから飛行機8時間で行ける場所に世界の人口の2/3いると言われています。
ドバイの人口は右肩上がりに増えていますが、大きな要因は外国人の誘致です。
ドバイは経済特区フリーゾーンを作り、世界の大手企業を誘致しています。その結果、大企業に勤める従業員、その家族がドバイに住み始めているのです。
景気に左右されにくい
ドバイの人口の約9割が外国人です。1割が現地の人となっています。
ドバイには、インド人やロシア人、イギリス人、アフリカ人、中国人などさまざまな外国人が住んでいます。つまり、さまざまな国の外国人で形成されているドバイは、国の景気に左右されません。そのため、資産の保全先として選ばれているのです。
ドバイ不動産投資のデメリット
ドバイに不動産投資を行うデメリットは2つあります。
1つ目のデメリットは不動産管理の難しさです。日本に住みながらドバイ不動産の管理はしにくいでしょう。そのため、信頼できるエージェントを見つけて不動産管理を委託する必要があります。
2つ目のデメリットは法制度の変動です。ドバイの法制度は数カ月で変わることもあります。そのため、最新の情報が得られるようにネットワークを構築しておきましょう。
JCME GROUPでは不動産管理の委託サービスを提供しておりますので、ぜひご利用ください。
ドバイ不動産投資を成功させるポイント
ドバイ不動産投資のメリット・デメリットをご紹介しましたが、成功させるポイントは3つあります。
[ドバイ不動産投資を成功させるポイント]
- 現地企業やエージェントと連携する
- 需要や価値の高いロケーションを選ぶ
- 信頼できるデベロッパー選び
デベロッパーによって資本体系や得意分野が異なります。例えば、政府資本が入っている、EMAAR、MERAAS、NAKHEELなどがおすすめです。その一方で、デザイン性をデザイン性を重視したい方はELLINGTONがおすすめですし、クオリティを重視したい方は、SOBHAもおすすめです。そのため、居住用なのか、投資用なのかで最適なデベロッパーを選ぶようにしましょう。
まとめ
ドバイで不動産投資を行うメリットは6つあります。
- 税制優遇が受けられる
- 外国人でも所有権が得られる
- 高い利回りを実現しやすい
- 経済成長が期待できる
- 国際的なハブである
- 景気に左右されにくい
デメリットは、日本に住んでいると不動産管理がしにくく、現地の情報が得られにくいことです。そのため、信頼できるエージェントを探すことをおすすめします。もし、弊社でお役に立てそうなことがあれば、お気軽にご相談ください。