ドバイで不動産投資を検討している方にとって、大きなニュースがあります。
これまで、ドバイ不動産投資ビザを申請するには、原則としてAED 750,000以上の不動産を所有していることが条件とされていました。しかし、制度変更により最低物件価格の要件が撤廃され、不動産投資ビザを取得しやすくなりました。そのため、海外移住を検討している方には嬉しいニュースと言えるでしょう。
そこで今回はドバイ不動産投資ビザの要件緩和についてわかりやすく解説します。
ドバイ不動産投資ビザとは
ドバイ不動産投資ビザとは、ドバイ首長国内の不動産所有を根拠に、外国人投資家が2年間のUAEで居住資格を取得できる制度です。本人以外にも配偶者、子ども、親もビザを申請できます。
観光ビザではなく、不動産所有者が保有できる居住ビザです。
ドバイでは、外国人でも不動産を購入でき、条件を満たすことで居住資格を取得できます。
たとえば、ドバイでマンションを購入した投資家は、物件の所有証明であるTitle Deedなどを提出することでビザを申請できます。
| 項目 | 内容 |
| ビザ期間 | 2年 |
| 対象 | ドバイ首長国内の不動産所有者 |
| 申請条件 | 物件価格にかかわらず申請可能(※) |
| 家族帯同 | 配偶者・子どものビザ申請も可能
※親は1年間 |
| 処理期間 | 7〜10営業日 |
| 申請者本人の出席 | 必要 |
※共同所有では、共同所有者の持分価値がAED 400,000以上であることが条件です。
単独所有者の最低価格の要件が緩和!
2年の不動産投資ビザの要件として、単独所有者に求められていた最低物件価格の条件が緩和されました。
以前は、ドバイの不動産投資ビザを申請する場合、750,000AED以上の物件を購入しなければビザを申請できませんでした。
しかし現在は、この要件が撤廃されたため、単独所有者であれば物件価格にかかわらず申請できる可能性があります。
そのため、これまでよりもドバイ不動産投資ビザを取得しやすくなりました。
特に、少額からドバイ不動産投資を始めたい方や、まずは2年の居住ビザを取得してドバイでの生活を検討したい方にとって、大きな要件緩和といえます。
ただし、共同所有の場合は条件が異なります。共同所有者それぞれの持分価値がAED 400,000以上であることが条件となるため、物件全体の価格だけでなく、自分の持分価格を確認することが重要です。
ドバイゴールデンビザとの違い
ドバイゴールデンビザは、AED 2,000,000以上の不動産所有を根拠に、外国人投資家が10年間のUAEで居住資格を取得できる制度です。本人以外にも配偶者、子ども、親もビザを申請できます。
一般的な居住ビザでは長期国外滞在に注意が必要ですが、ゴールデンビザは通常、6カ月超の国外滞在による自動失効ルールの対象外とされています。
| 比較項目 | 2年不動産投資ビザ | 10年ゴールデンビザ |
| 主な公式窓口 | DLD Taskeen | DLD / GDRFA Dubai |
| ビザ期間 | 2年 | 10年 |
| 単独所有の最低物件価格 | DLD公式上、物件価格にかかわらず申請可能 | AED 2,000,000以上 |
| 共同所有 | 各持分AED 400,000以上 | 持分価値AED 2,000,000以上が目安 |
| 家族帯同 | 配偶者・子ども
※親は1年間 |
配偶者・子ども・親 |
| 向いている人 | ドバイ居住権を検討したい人 | 長期滞在を検討したい人 |
2年不動産投資ビザは、比較的少額の不動産投資からドバイの居住資格を検討したい人に向いています。
一方で、10年ゴールデンビザは、長期滞在や家族移住、資産形成を重視したい人に向いています。
ドバイ不動産投資ビザの必要書類
不動産投資ビザでは、本人確認書類と不動産所有を証明する書類が必要です。
| 必要書類 |
| パスポート |
| Title Deed |
| 顔写真 |
| Emirates ID |
| 現在の居住ビザまたは入国許可 |
| Good Conduct Certificate |
家族のビザを申請する場合は、婚姻証明書、出生証明書、家族のEmirates ID、写真、IBANなどが必要になります。
ドバイ不動産投資ビザの費用
不動産投資ビザの費用は、以下の通りです。
| 区分 | 費用 |
| 投資家本人・2年ビザ | AED 10,212.50 |
| 配偶者・2年ビザ | AED 7,382.25 |
| 18歳未満の子ども | AED 6,482.25 |
| 18歳超の娘 | AED 7,182.25 |
| 18歳超の息子 | AED 7,182.25、ただし1年のみ |
| 親の居住許可・1年 | AED 8,882.25 |
参考:DLD公式ページ
注意:申請窓口・時期・追加サービスにより総額が異なる場合があるため、申請前に費用を確認してください。
不動産投資ビザを取得する際の注意点
不動産投資ビザを取得する際は、以下の点を注意しましょう。
① 不動産投資ビザとゴールデンビザを混同しない
② 制度の変更が起こる可能性があるため、公式サイトで最新情報を見る
③ 物件の「種類」「所有形態」「完成状況」を確認する
④ 共同所有の場合は持分の価格に注意する
特に、今回のようにビザ要件が緩和されることもあれば、今後制度や費用が変更される可能性もあります。
そのため、申請前には必ず最新の条件を確認することが大切です。
不動産投資ビザに関するよくある質問
最後に不動産投資ビザに関してよくある質問をご紹介します。
Q.住宅ローン付き物件でも申請できる?
住宅ローン付き物件でも、条件を満たせばビザを申請できますが、建設済みで居住可能なことを証明できなければなりません。
なぜなら、所有状況や支払い状況を確認されるためです。
Q.不動産投資ビザとゴールデンビザのどちらがよいですか?
少額でドバイ不動産投資と居住権を検討したい場合は2年ビザ、長期滞在・家族移住・資産形成を重視する場合は10年ゴールデンビザが候補になります。
Q.JCMEGROUPにビザ取得のサポートを依頼できるのか
はい。JCME GROUPでもビザ取得のサポートを行っています。
取得するビザの種類やサポート範囲によりますが、サポート代金は10~20万円程度です。ドバイのビザに関する相談などは無料相談を行っているため、何か不明点があれば、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
ドバイの2年不動産投資ビザは要件緩和により、申請しやすくなりました。
単独所有者の最低物件価格要件が撤廃されたことは大きな変更点です。以前はAED 750,000以上の不動産所有が必要とされていましたが、現在は物件価格にかかわらず申請できる可能性があります。
これにより、少額からドバイ不動産投資を始めたい方やドバイ移住を検討している方は選択肢が増えました。
ドバイ不動産投資やビザ取得を検討している方は、最新情報を確認したうえで、専門家に相談しながら進めてみてください。

