ドバイは「世界最高の生活の質を備えた都市」を目標に、都市開発を推し進めています。それに伴い、ドバイでは居住者が増加し、土地価格も上がるでしょう。
また、ドバイの居住者の平均年齢は28.9歳と若く、就労人口は2030年にピークを迎えます。そのため、その前後は長期間にわたり、強い消費が期待できます。
今、ドバイの不動産に投資することで、家賃収入を得ることや、売却時に高い収益を出すことができるでしょう。しかし、この記事をお読みの方は「では、どの地区が不動産投資に向いているのだろう」と考えていませんか?
そこで本記事では、ドバイに不動産投資をする理由と物件を購入するのに最適なエリアを紹介します。
ドバイに不動産投資をする理由
ドバイに不動産投資をする理由は、主に以下が挙げられます。
・不動産投資で得た収入が非課税
・不動産投資の利回りは約5〜9%
・ドバイ2040で都市部がアップグレード
不動産投資で得た収入が非課税対象
ドバイは、家賃収入や物件の売却など、不動産投資で得られる利益に対して税金がかかりません。不動産の売り上げは、そのまま利益として計上できます。
日本で不動産投資をしたときに、課せられる税金と比較しましょう。日本は家賃収入の場合、所得税と住民税が課せられます。また土地を売却する場合は、印紙税と譲渡所得税、住民税、復興特別所得税額を支払わなければなりません。
例えば、5年以上保有した不動産を1,000万円で売却する場合は、税金が200万円ほど課されます。結果、手元には800万円ほどしか残りません。ドバイで不動産を1,000万円で売却する場合は、税金が課されないため、利益は1,000万円になります。
不動産投資の利回りは約5~9%
ドバイの不動産の利回りは、5〜9%前後です。利回りとは、不動産の購入費に対して、1年間の家賃収入がどれくらいの割合なのかを「%」で示したものです。
例えば、1,000万円の物件の利回りが5〜9%の場合、年間の収益は50〜90万円になります。つまり、利回りの数値が高いほど、年間の見込み収益は大きくなります。
東京の平均的な利回りが3〜3.5%のため、ドバイの利回りは非常によいです。また、2006年以前にドバイの不動産に投資した場合の利回りは、15%以上と言われています。
今後、ドバイは都市開発が進み、不動産価格の上昇が見込まれます。そのため、できるだけ早期に検討するのが望ましいでしょう。
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ドバイ2040で都市部がアップグレード
ドバイ政府は、2021年3月13日にドバイの都市部をアップグレードする「ドバイ2040 都市マスタープラン」を開始しました。これは、ドバイに住む人々の幸福と生活の質を向上させることに焦点を当てた計画です。
主に以下のエリアで都市開発を進めています。
・デイラ
・バールドバイ
・ダウンタウン
・ドバイマリーナ
・ビジネスベイ
・JBR
ドバイ政府の目標は、2040年までに教育と医療施設の土地面積を25%増加させることや、都市間の移動手段を促進させること、面積の60%を緑地化させることなどです。また、ドバイの人口は、現在の330万人から2040年には580万人に増加するといわれています。
参考記事:Dubai 2040 Urban Master Plan
また、人口が増加するのは、ドバイだけではありません。中東・北アフリカなどを総称するMENA地域では、人口増加率が過去20年で55.8%アップしています。結果、2019年には人口が5億人を突破しており、2024年にはEUを抜くとされています。今後、ドバイを中心とするMENA地域では、さらなる発展が期待できるでしょう。
参考記事:JETRO|MENA地域における感染拡大の推移と影響
人口が増加することにより、不動産の空室リスクを避けられ、安定した家賃収入を得られます。また、土地価格も高騰するため不動産を売却すると高い利益を得られるでしょう。上記の理由から、ドバイは不動産投資におすすめです。
ドバイの不動産投資エリア
ドバイの不動産投資エリアは、主に以下の6つです。
・ダウンタウン地区
・ドバイマリーナ地区
・ドバイクリーク地区
・ドバイヒルズ地区
・シティーウォーク地区
・ソバ・ハートランド地区
ダウンタウン地区
ダウンタウン地区は、ドバイの中心地です。2,500平方メートルほどの地区内に観光施設や商業施設、住宅、オフィスなどが密集しています。医療センターや教育施設、スーパーマーケットが徒歩圏内にあるため、比較的住みやすいといえるでしょう。
また、ダウンタウン地区には、世界一の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」や世界最大のショッピングセンター「ドバイモール」などがあります。ドバイ観光の中心になるため、開発に伴い観光客が増加していくでしょう。
そのため、ダウンタウン地区に不動産投資をする場合は、民泊で効率的に収入を得られます。観光産業が盛んになることで、宿泊客が途切れることなく、民泊を続けられます。
関連記事:ダウンタウン・ドバイのエリア情報!観光スポットやホテルを紹介
ドバイマリーナ地区
ドバイマリーナ地区は、ペルシャ湾に面した地区で、パームジュメイラの付け根にあります。ここは、5平方キロメートルほどの面積に、約200棟の高層マンションが立ち並ぶ高級住宅エリアです。
地区内には「Damac Property 駅」と「JLT駅」があり、トラムや水上タクシーも運行しています。利便性に優れているため、自家用車を所有しなくても問題ありません。
上記の要素から、ドバイマリーナ地区は非常に住みやすいエリアといえますし、都市開発に伴い居住者も増加していきます。そのため、不動産に投資をして賃貸する場合は、空室リスクを下げられ、継続的な家賃収入を得られます。
関連記事:ドバイマリーナ地区のエリア情報!アラビア湾沿いにある不動産投資物件も紹介
ドバイクリーク地区
ドバイクリーク地区は、港湾の再開発エリアです。ドバイ空港の南側、ドバイマリーナ地区の北東側にある地区です。この地区は、古い建築物が並ぶ文化遺産地区と現代的な建物が立ち並ぶ2つのエリアにわかれています。
また、地区内の南端には、ブルジュハリファをしのぐ世界一のタワー「ドバイクリークタワー」や、高級複合エリア「ドバイ・クリーク・ハーバー」などが開発される予定です。計画によると、世界各国の都市をイメージした商業施設や住宅地区などが展開されます。
これらの開発プロジェクトが完成すると、ダウンタウン地区の2倍の規模になる都市ができるでしょう。ドバイの中心地に成り代わるほど大きな開発が計画されているため、不動産投資先として価値が高まっています。
関連記事:ドバイ・クリーク地区のエリア情報!開発中のエリアにある不動産投資物件を紹介
ドバイヒルズ地区
ドバイヒルズ地区は、ドバイクリーク地区の南西側、ドバイマリーナの北東側にあるエリアです。ドバイの中心に位置しており、各地区へのアクセスに優れています。
ドバイヒルズ地区は、緑が多く、他の地区と比較して閑静なことが特徴です。地区内には18ホールのゴルフコースがあり、それを取り囲むようにヴィラや低層アパートメント、タウンハウスなどの住宅が立ち並びます。
また、ドバイで最新の開発エリアであり、それが大規模であることからドバイヒルズ地区は「city within a city(都市の中の都市)」と呼ばれています。住宅地や観光の名所としての発展が見込まれるため、不動産を賃貸することで家賃収入が見込めるでしょう。
関連記事:ドバイヒルズ地区はどのような街?エリア情報や日本人向けの不動産を紹介
シティーウォーク地区
シティーウォーク地区は、ダウンタウン地区の北西側にあるエリアです。最寄り駅は、ダウンタウン地区の「Burj Khalifa/Dubai Mall(ブルジュハリファ/ドバイモール)」であり、ドバイ各地区へのアクセスも良好です。
シティウォーク地区は、5階建と6階建のパビリオンスタイルの建物34棟で構成されています。地区内にはヨーロッパ風の歩行者専用歩道があり、その周囲にはブティックやレストラン、ホテル、住宅地などが軒を連ねます。
また、シティウォーク地区は、ダウンタウン地区へ徒歩20分ほどで行ける立地です。立地の良さ・観光地資源の豊富さ・住宅の多さなどの理由から、開発にともない不動産の価値が向上するでしょう。
関連記事:【ドバイ】シティーウォーク地区のエリア情報|不動産投資におすすめの物件を紹介
ソバ・ハートランド地区
ソバ・ハートランド地区は、ドバイヒルズ地区とドバイクリーク地区に挟まれたエリアです。ここはドバイ中心部のモハメッドビンラシッドシティの北東にあり、インドの大手不動産会社「SOBHA」が開発しています。
ソバ・ハートランド地区は、ヴィラやアパートメント、タウンハウスなどで構成されている高級住宅街です。2022年には約3,000戸の住宅が売却されると予想されており、ドバイに移住を検討している不動産投資家の需要が高まっています。
世帯数も2022年の2,000世帯から、2025年には6,000世帯以上になるでしょう。結果、不動産投資をした場合は、家賃収入で高い利益を得ることが可能です。
関連記事:ソバ・ハートランド地区の特徴|高級住宅街にあるSOBHAの不動産を紹介
ドバイの不動産投資物件を探している方は「JCME」まで
本記事では、ドバイで不動産投資をする方に向けて、おすすめの投資エリアを紹介しました。ドバイ政府は、2040年までに各都市をアップグレードし、在住者の生活の質を向上させる計画を立てています。
都市開発に伴い、世界中の富裕層が移住してくることは、火を見るよりも明らかです。そこで、今からドバイで不動産投資をしておけば、家賃収入や売却で高い利益を得ることが期待できます。
ドバイで不動産投資を検討している方は、ぜひ「JCME GROUP」にお気軽にご相談ください。