ドバイの観光名所ラ・メールを再開発して「J1ビーチ」がオープン予定

Zoom Property社がジュメイラの一等地の不動産価格は約15%上昇すると述べて大きな話題を集めました。その話題に影響を与えているのがラ・メールの再開発工事です。ラ・メールは解体されて、2023年末にJ1ビーチがオープンする予定となっています。

J1ビーチとは、どのような場所なのでしょうか?J1ビーチがオープンすると、どのような経済効果が見込めるのでしょうか?今回は、ドバイの観光名所ラ・メールの再開発工事について詳しく解説します。

ドバイの観光名所ラ・メールとは

ラ・メールは、パール・ジュメイラとジュメイラ・ベイの間に佇むビーチです。街のスカイラインとアラビア湾の景色が眺めながら、黄金に輝く砂浜で日光浴を楽しんだり、サーフィンなどのマリンスポーツを楽しんだりできる場所として人気を集めてきました。

また、近くにはショッピングモールがあるため、家族全員が満足のいく休日が過ごせる場として愛され続けた場所です。このような魅力を持つビーチのラ・メールは解体されて、J1ビーチとしてリニューアルオープンすることが発表されました。

ドバイの観光名所となるJ 1ビーチの魅力

2023年末に観光名所ラ・メールはJ1ビーチとして生まれ変わります。

【J1ビーチの魅力】

  • 自家用車を預けられるバレーサービス
  • 送迎してくれるシャトルカートサービス
  • マリンアクティビティサービス
  •  緑豊かな遊歩道の整備
  • ビーチと直結する10店舗の高級レストラン
  • エステなどのリラクゼーションサロン
  • キッズサーカス

J1ビーチと直結する10店舗の高級レストランは、UAE初上陸。J1ビーチで営業するために新たなライセンスを取得する予定です。

アメリカのマイアミや、フランスのカンヌなどで高く評価された高級レストランがオープン予定となっており、大きな注目を浴びています。

J1ビーチの再開発工事に取り組むMerex Investment Groupは、ドバイの一等地を再開発工事して、より心地よい空間をつくり観光地として発展させると目標を掲げています。

ドバイの観光名所ラ・メールの再開発で起こる効果

ドバイの観光名所ラ・メールはJ1ビーチに再開発されていますが、J1ビーチがオープンするとどのような効果が見込めるのでしょうか?ここでは、観光名所ラ・メールの再開発で起こる効果について紐解いていきます。

現地の人々が休暇で訪れる

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、従来のように気軽に観光ができなくなりました。ドバイの新型コロナ感染者数は1週間で60人(※2022年12月地点)と他国と比較しても、コロナは終息傾向に向かっています。

しかし、他国の中には新型コロナウイルス感染拡大しているところもあり、ドバイの住民は旅行を楽しむのではなく、国内のリゾート施設で休暇を過ごすのがスタンダートの暮らしになっているのです。

J1リゾートは、快適に過ごせるビーチリゾートとして認知されるため、パールジュメイラやジュメイラ・ベイなどのエリアの人気を益々と上昇していくことが考えられます。

世界中の人が観光にやってくる

J1ビーチがオープンされると、世界中から観光客が訪れてくることでしょう。Merex Investment Groupの代表取締役を務めるBrian Bendix氏は「極上のホスピタリティとライフスタイルを提供するビーチリゾートと注目を浴びる場所に再開発する」と述べています。

同社は、Sant TropezやParis、Val d’Isèreでも観光誘致に成功している企業であるため、J1ビーチの観光誘致の効果も大きく見込めると予想できます。

補足:ジュメイラの土地価格は高騰

ドバイの観光名所ラ・メールの再開発の影響を受けて、ジュメイラのエリアの不動産価格が急上昇しています。ジュメイラは、ラ・メールをはじめ、ショッピングモールやレストランがあり寛げる雰囲気の住宅街として人気を集めていましたが、再開発により更に快適になるエリアとして注目を浴び、平均3.3%も不動産価格が上昇しました。

Zoom Property社によると一等地では約15%の不動産価格の上昇が見込めると予想されています。

関連記事:『ドバイの不動産価格が急上昇したエリアとは?大幅な地価上昇を記録!

まとめ

ドバイの観光名所ラ・メールは再開発されて、2023年末にJ1ビーチがオープンする予定です。この再開発工事は国内・国外で大きな注目を浴びており、ジュメイラエリアの不動産取引が活性化しております。そのため、海外不動産の投資を検討している方は絶好の機会と言えるでしょう。

ぜひ、ドバイの不動産購入を検討している方は、日本人が経営する不動産仲介会社JCME GROUPまでお気軽にご相談ください。

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