外務省「海外在留邦人数調査統計」によると、アラブ首長国連邦に住んでいる日本人は増加し続けています。平成30年に4,280人だった日本人は、令和4年には4,370人になりました。ドバイの在住邦人も年々増加していると予測できるでしょう。なぜ、日本人はドバイに移住するのでしょうか?今回は日本人がドバイに住むと得られる恩恵と注意点を解説します。
JCMEへのお問合せはコチラ
ドバイ在住の日本人数は3,330人
2022年10月1日時点で、ドバイ在住の日本人は3,330人です。外務省「海外在留邦人数調査統計」によると、2022年のアラブ首長国連邦の日本人数は4,370人です。UAEに住む全日本人の約76%がドバイに住んでいることがわかります。
参考記事:在ドバイ日本国総領事館
日本人がドバイに住むと得られる恩恵
なぜ、ドバイに日本人は集まるのでしょうか?今回は日本人がドバイに住むと得られる恩恵を解説します。
仕事のスケールが大きくなりやすい
ドバイには、法人設立や不動産投資のために移住した投資家・経営者が多くいます。ドバイで事業をしていると、海外法人と取引できたり、投資家に投資してもらえたりするでしょう。他国の企業と取引をすると、UAEやヨーロッパなどの富裕層をターゲットにしてサービスを展開できる可能性があります。その結果、仕事のスケールが大きくなるでしょう。
日本の税金システムから解放される
ドバイは税制面で優遇されており、所得税や住民税、相続税などを支払う必要がありません。所得税が課税されないため、額面を手取りにできますし、不動産を相続しても税金を支払わなくてよいのです。たとえば、日本で年収1,000円の場合、手取り額は約740万円なので、税金を260万円支払うことになります。一方、ドバイでは1,000万円をすべて手元に残せます。ただし、ドバイでは2018年に消費税5%が導入され、2023年には法人税9%になる予定です。
関連記事:2023年6月にドバイで法人税が導入!小規模事業者向けの救済措置も紹介
不動産投資で高い収益を狙える
ドバイ政府によると、ドバイの総人口は2040年までに230万人ほど増加すると言われています。このため、ドバイでは人口増加にともない、不動産の需要が高まっているのです。今、不動産投資をすれば、高い収益を得られる可能性があるでしょう。ドバイの不動産の利回りは10%を越えると言われていますし、人口が増加すると空室リスクも低くなります。また、不動産の需要が高いので、売却すると買値より高い価格で売れる可能性があります。
ドバイで日本人が生活するうえでの注意点
日本人がドバイで生活するうえで注意する点を解説します。
徒歩・公共交通機関での移動は不便
ドバイは車社会のため、徒歩・公共交通機関での移動は不便です。ドバイにはメトロやトラム・モノレールなどがありますが、降車駅から目的地までは離れている可能性があるためです。たとえば、ドバイモールへはメトロのレッドラインで行けますが、最寄り駅のBurj Khalifa/ Dubai Mall Metro Stationからは徒歩10分ほどかかります。また、道路は車向けに作られているため、横断歩道や立体歩道橋がほとんどありません。道の反対側に行くのにも道幅が広く、中央分離帯があるため渡れないこともしばしば。ドバイでの移動は車以外の移動が不便なのです。
夏は外歩きすると危険
ドバイの夏は4月〜10月です。夏季には気温が35℃〜40℃、体感温度は50℃近くになることもあります。また、アラビア湾に面しているため湿度は60%〜100%です。非常に高温多湿なので、熱中症や脱水症状に注意が必要です。夏季は日中に出歩くのを控え、タクシーや自家用車で移動するように心がけましょう。
イスラム教への理解が必要
ドバイの宗教はイスラム教です。イスラム教には多くの戒律・行事があり、日本人はそれらを理解して暮らす必要があります。戒律・行事は、ドバイ在住の日本人の私生活に大きな影響を与えるためです。たとえば、ラマダン期間中には商業施設や公共施設の営業時間が短縮されますし、酒類の価格は日本より高額です。イスラム教を理解しないと、日本との生活の違いにストレスを感じるでしょう。人によっては飲酒の頻度を減らしたり、ラマダン期間中は営業時間を短くしたりするなどの対策が必要です。
投資家・経営者のドバイ移住はJCMEにお任せください
ドバイに移住すると、以下のような恩恵を受けられます。
・仕事のスケールが大きくなりやすい
・日本の税金システムから解放される
・不動産投資で高い不労所得を得られる
ドバイでは不動産で得た収入に税金が発生しません。また、所得税や住民税がないため日本と比較して手元に残るお金が増えるでしょう。上記のメリットを得たいと検討している方は、JCMEにお問合せください。
JCMEはドバイで不動産仲介や法人設立、ビザ申請サポートなどを実施している日本人経営の企業です。現地に駐在しているので常に最新情報を伝えられますし、日本語でサポートも可能です。ドバイ移住で悩んでいる方は、まずはJCMEにお声がけください。
JCMEへのお問合せはコチラ