ドバイが暮らしやすい5つの理由!住むうえで留意することも紹介

ドバイは、所得税や法人税がかからない非課税の地域です。収益に税金が課税されないため、高い利益を期待できます。そこで、ドバイへ移住することを考えている方もいるでしょう。

しかし、ドバイに移住を検討している方の多くは、日本人でも暮らしやすいのか?住んでいて不便なことはないか?と疑問に思うのではないでしょうか。

そこで本記事では、ドバイが暮らしやすいとされる理由と住むうえで留意すべきことを解説します。

ドバイの暮らしやすさは世界トップクラス

ドバイは、世界トップクラスの暮らしやすさを誇ります。ロンドンの不動産会社「savills」は、リモートワーカーが住みやすい都市のランキングでドバイを3位に挙げています。

また、ロンドンの大手銀行「HSBC Expct」が、世界中に住む移住者を対象に、住みやすく働きやすい国を聞いたところ、UAEは100カ国中4位でした。上記の調査により、ドバイは暮らしやすい都市として、世界的に高い評価を得ていることがわかります。

ドバイが暮らしやすいとされる5つ理由

ドバイが暮らしやすい理由は、主に以下の5つが挙げられます。

・日本食が多くある
・行政サービスがIT化されている
・楽に移動できる
・英語が通じる
・比較的安全に生活できる

日本食が多くある

ドバイには、日本食レストランやスーパーマーケットが多くあるため、簡単に日本食をいただけます。「日本貿易復興機構(JETRO)」が2021年に実施した調査によると、ドバイにある日本食レストランは288店舗。2016年には、日本食レストランは196店舗であったため、日本食の需要が高まっていることがわかります。

また、ドバイには「フジヤ」や「グルメ屋」などの日本食を販売しているスーパーマーケットがあります。ドバイの移住者は、お手軽に日本の食材を手に入れられるでしょう。

行政サービスがIT化されている

ドバイでは、行政サービスがIT化されています。「DubaiNow」や「UAE Pass」などのモバイルアプリを利用することで、公共料金の支払いや各種サービスの申請ができます。「DubaiNow」は、30を超える行政サービスに24時間365日アクセスでき、公共料金の支払いや、居住地の申請などをすることが可能です。

また「UAE Pass」はデジタルIDを使用して、Webサイトに安全にアクセスしたり、デジタル文書を認証・署名できたりするモバイルアプリです。「UAE Pass」は「DubaiNow」と連携することで、安全に行政サービスを利用できます。

楽に移動できる

ドバイの移動手段は、主に以下の4つが挙げられます。

・モノレール
・タクシー
・バス
・マイカー

モノレールにはレッドラインとグリーンラインがあり、市内の主要地区に行くことが可能です。モノレールが対応していないエリアは、自動車を利用して行けるでしょう。タクシーは、「Uber」や「Careem」といった配車アプリで呼べます。また、バスは24時間運行しており、ドバイのほぼすべての地区を網羅しています。交通網が張り巡らされているため、市内の移動が楽です。

英語が伝わる

ドバイの公用語はアラビア語ですが、英語も伝わります。ドバイの居住者は、9割以上が外国人です。アラビア語を話せない外国人も住んでいるため、英語がメインで使用されているのです。

また、ドバイ政府は、英語を重視した教育を推し進めています。そのため、ドバイに住む方は、英語を話せることが多いです。この他、市内では英語の標識や案内が記載されているため、問題なく暮らせるでしょう。

比較的安全に生活できる

ドバイは、安全に暮らせる都市として世界的に知られています。世界各都市の物価や犯罪率などを数値化している「NUMBEO」によると、ドバイの安全度指数は世界第7位です。(2022年9月)また、外務省の海外安全ホームページでは、ドバイは危険地域に指定されていません。

ただし、スリや置き引き、盗難には気をつける必要があります。深夜に1人で出歩かない、路地裏に入り込まないなど、基本的な安全対策はしておきましょう。上記の結果、ドバイは安心して生活できるといえます。

ドバイでの暮らしで留意すべきこと

ドバイに住むためには「イスラム教の戒律を理解する必要があること」や「6月〜9月は気温が高いこと」「日本と比較して生活費が高いこと」などに留意する必要があります。

イスラム教の戒律を理解する必要がある

ドバイの国教はイスラム教です。イスラム教には豚肉を食べられなかったり、飲酒を避けたりする戒律があります。そのため、スーパーマーケットではノンムスリムコーナーが設けられていますし、お酒は販売されていないことが多いです。

お酒はライセンスを保有する事業主から購入できますが、その価格は少々割高。ドバイに移住したあとは、イスラム教の戒律を理解して受け入れる姿勢が大切です。

6月〜9月は気温が高い

ドバイは、4月〜10月の夏季、11月〜3月の冬季にわけられます。特に6月〜9月は、1年を通してもっとも暑くなる時期であり、気象庁によると最高気温は43度にもなります。そのため、夏季は他の季節と比べて快適には過ごしにくいでしょう。

ただし、ドバイにある公共施設はエアコンが効いています。また、タクシーを使用して、ドア to ドアで移動ができるので、暑さから逃れる手段は多くあります。

日本と比較して生活費が高い

ドバイに一人で住む場合の平均的な生活費は、約269,000円。総務省統計局の調査によれば、2021年度の日本の単身世帯の生活費は155,046円です。ドバイの生活費は日本と比べて11万円ほど高いといえます。移住者の生活スタイルによっては、支出が収入を上回る可能性も考えられるので注意が必要です。

参考記事:総務省統計局|家計調査年報(家計収支編)2021年(令和3年)

まとめ

本記事では、ドバイが暮らしやすい5つの理由と、住むうえで留意することを3つ解説しました。ドバイは日本食を食べやすく、治安も安定しているため、比較的暮らしやすいといえます。しかし、ドバイの生活費は、日本と比較して高いため、支出が増える可能性もあります。

ドバイに住むためには、投資をして安定した継続収入を確保できると良いでしょう。おすすめの投資方法は不動産投資です。不動産投資をすることで、家賃収入や売却などで高い利益を得ることが期待できます。弊社「JCME GROUP」は、ドバイへの移住や不動産購入をサポートしています。この機会にご相談いただければ幸いです。

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